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zoom RSS 宮古島のバス事情

<<   作成日時 : 2009/03/18 22:32   >>

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画像宮古島に来てから何度か路線バスを
利用してみて大体の状況がわかって
きました。宮古島の路線バス事情に
ついて簡単にまとめておきます。



宮古島には「八千代バス」と「協栄バス」の2つのバス会社があります。
八千代バスは島の北にある池間島との間の1路線のみ運行しており、
協栄バスは他の方面に6路線走らせています。すべてのバスは島の
中心地である平良(ひらら)から出ていますが、2社の「平良」のバス停
の位置は市街地の中心からは離れているので注意が必要です。
これはそれぞれの会社の営業所をバスの始発点としているためです。
こんな場合、始発点は「営業所前」としても、そこから市街地を通って
目的地に向かうのが一般的と思うのですが、そんなことはなくて営業所
から目的地の方向に直接向かう感じになっています。

バスはどれも一日6〜8往復程度で日中は2〜3時間に1本という感じ
なのであまり便利ではありません。また土日の方が運転本数が少ない
路線が多く、観光客向けというよりも地元の人向けという感じです。

2つの会社にはホームページがあって時刻表や運賃が掲載されて
います。詳細についてはそちらを参照してください。ただし、八千代バス
の運賃表は現時点(2009年3月)では古いようです。
(追記:八千代バスの
ホームページはリニューアルされて運賃も正しく修正されたようです。2010年4月現在)


「八千代バスのホームページ」へ
「協栄バスのホームページ」へ


※ 宮古島の路線バス概要については以下のブログで改めて
  まとめています。合わせて確認してください。

 → バスで巡る宮古島1 〜路線バス概要

★主な路線                           
・池間一周線(八千代バス)
 「池間島」のブログでも書きましたが、平良と池間島の漁協前を
 往復する路線です。「一周線」というのは宮古島内を走る道が東西
 に分かれていて、行きと帰りのルートが異なるためで、池間島を
 一周するわけではありません。
 一日平日8往復、土日7往復で、その内の1往復は池間島まで行かず
 に手前の狩俣で折り返します。池間島や池間大橋の観光を観光する
 際に便利な路線です。また神の島と呼ばれている「大神島」に行くには
 この路線の「島尻入口」で降りて徒歩15分くらいの所にある島尻港から
 船に乗ります。

・与那覇・嘉手狩線(協栄バス)
 「来間島」のブログにも書きましたが平良と宮古島西部の与那覇、
 嘉手狩を結ぶ路線です。途中、来間島まで乗り入れている便も
 あります。「来間大橋」や宮古島で一番美しいビーチと言われている
 「前浜ビーチ」に行く場合に便利です。平日7往復、土日6往復運行
 しており、そのうち来間島を経由するのは2本です。

・新里(しんざと)・宮国線
 平良と島の南部にある新里(しんざと)、宮国(みやぐに)とを結ぶ
 路線です。「うえのドイツ村」は終点である「宮国」から近くです。
 平日7往復、土日は5往復運行しています。
 このバスは「宮古空港」を通る唯一のバス路線ですが、空港内の
 ターミナルまで入るのは平良行き4本と宮国行き3本だけで、あとは
 ターミナルまでは入らずに近くの「空港入口」を通るのみです。また、
 バスの時刻は飛行機の離発着時刻とはまったく連動していません。
 こんなところからも観光客はあてにしていないという感じが読み
 取れます。

・新城(あらぐすく)・吉野・保良(ぼら)線
 平良と島の南東部にある保良(ぼら)を結ぶ路線です。ダイビングで
 有名な新城(あらぐすく)海岸や吉野海岸を通ります。またちょっと
 遠いですが保良は「東平安名崎(ひがしへんなざき)」への最寄り
 のバス停となります。もっと岬の近くまで乗り入れて欲しいなぁと
 思うのですが需要がないということなんでしょうね。一日7往復
 走っています。

★バスの乗り方                          
宮古島のバスは前乗り/前降りの後払い方式で降りる時に運賃を
支払います。でも整理券はありません。自己申告制で降りるときに
乗った場所からの料金を支払います。運転手が客の乗った停留所
をすべて覚えているのかはわかりませんが、ほとんどの場合は
乗客は数人しかいないのでこれで成り立っているのだと思います。

★バス車内                          
宮古島の路線バスは八千代バス、協栄バスともにバス停の自動案内
放送や運賃表示板などはありません。車内には「降車ボタン」はあり
ますが、運転手は何もアナウンスしないで走り続けるので自分の
降りるバス停の位置をあらかじめ知っていないとボタンを押すタイミング
がわかりません。こんな点からも地元の人向けのバスといえます。
また運転手横に料金箱がありますが、タオルのようなものが被されて
いて何故か使われていません。料金は運転手が直接受け取ります。
両替も運転手が用意している小銭で行われます。

★平良市街地のバス停について               
八千代バスの始点である「平良」のバス停は平良市街の北部にあり
そこから北に向かうため市街地は通りません。八千代バスの「平良」
のバス停から市役所までは徒歩で約5分、平良のフェリー乗り場まで
は徒歩で15分くらいです。
一方、協栄バスの「平良」は市街地の東部にあり「与那覇・嘉手狩線」
と「新里・宮国線」は平良市街地の中を通ります。
「平良」→「サンエー前」→「北給油所前」→「西里通り入口」の順に
市街地の中を停まっていきます。例えば、宮古空港から乗ってきて
フェリー乗り場に行く場合は「西里通り入口」または「北給油所前」で
降りて徒歩15分くらいです。「平良」まで行ってしまうと遠くなって、
徒歩で30分くらいかかってしまいます。また、市役所や市役所の近く
にある「宮古第1ホテル」や「ホテルキョウワ」などの大きなホテルに
行く場合も同じバス停のほうが便利です。

★宮古島のバスの運転手                    
石垣島の路線バス事情」でも書いたように石垣島のバスの運転手は
愛想が良くて乗るときには必ず「どこまでですか?」などと訊いて
くれましたが、宮古島の運転手は無口で無愛想な印象を受けます。
たまたまそういう人に当たったのかも知れませんが、乗ってから
降りるまで一言も声を発しなかった運転手がほとんどです。
ただ利用者は少ないので、乗る時に「××で降ります」と言って
おけばその停留所で停まって降ろしてくれます。降りる場所が
わからない場合は、予め運転手に降りる場所を告げておく方が無難
と思います。そういう光景を見かけました。

★宮古島の路線バスの感想                
伊良部島を含む宮古島の路線バスを何度か利用した感想としては、
とにかく観光客にとっては利用しづらいという印象です。バス停には
路線図などが無い場合が多く、またあっても消えてしまっていて
よく見えないものばかりでした。時刻表の時刻部分までも消えて
しまっているバス停もありました。そのままになっているということは
苦情もなくて、利用する人がいないというなのだと思います。
またバス車内ではバス停や行き先のアナウンスなどもありません。
過剰なサービスは期待しませんが、もうちょっと観光客へのサービス
精神が欲しいなぁと感じることがしばしばあります。
でも聞けば丁寧に答えてくれるし一生懸命教えてくれます。ただ、
運転手によっては訛りがきついのでちょっと解り辛かったりします。
もしかすると、そんな状況が運転手を無口にしているのかもしれません。

そう考えてみると、こういった無愛想さはバスの運転手だけでなく
宮古島全体の雰囲気という気もします。石垣島の陽気な明るさに
比べて宮古島の人々はどこか無口で素朴な印象があります。
暗いという訳ではなくて、昔ながらの日本人を思い出させるような
まじめで口数が少なくて頑固な印象です。
そういえば石垣島ではどこに行っても島唄が流れていましたが、
宮古島ではあまり耳にしません。石垣島出身のミュージシャンが
多いのに比べて、宮古島出身はあまりいないのはそんな理由なの
かもしれません。。

そんなことをいろいろ考えていたら、宮古島のバス運転手の無愛想さ
も悪くはないかな。。と思えてきました。しかし会社としての利用者、
特に観光客に対するサービス精神という意味ではまったく不足して
いることを感じます。
これまでいろいろとやってきた結果がこれで、観光客を相手にしても
成り立たないという結論なのかもしれませんが。。



■八千代バス営業所
 写真では見えませんが停まっているバスの向こう側に営業所の
 建物があります。あまり広い駐車スペースは無くてバス乗り場と
 数台のタクシーが停まっている程度なので、知らなければバスの
 営業所とは思わないような感じの場所です。
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■協栄バス営業所
 こちらは複数のバス路線を走らせているので、たくさんのバスが
 停まっていました。手前の左端にちょっとだけ見えているベンチの
 ある場所が待合所になっていて、屋根のある建物が建っています。
 ただ市街地からちょっと離れた場所にあるのでここからバスに乗る
 人は少ないようで、この待合室で待っている人は見かけません
 でした。
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■八千代バス車内
 八千代バスはマイクロバスです。宮古島の北部の狩俣地区や
 池間島と平良市街を結ぶ唯一のバスなので途中の利用者は
 割と多い感じでした。
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■協栄バス車内
 協栄バスは通常の大型バスで本土や沖縄本島で見かけるバス
 と見た目はほとんど変わりませんが、運賃箱と両替機は使われて
 いません。またドアの上によくある運賃表もなくてすっきした感じです。
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■宮古空港のバス乗り場
 宮古空港の路線バス乗り場は空港の出入口を出て左に進んで
 すぐのところにあります。ここから平良市街に向かうバスは
 一日4本しかありません。20分間隔で走っていた石垣空港とは
 大きな違いです。
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宮古平良市街
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