識名園(しきなえん)

画像識名園(しきなえん)は琉球王国時代の
18世紀後半につくられた琉球王家最大
の別荘です。



◆行き方◆
識名園は那覇市内にありますがモノレールからは少し離れた場所
にあり路線バスを使う方が便利です。
2系「識名開南線」、3系「松川新都心線」、5系「識名牧志線」の
3系統が最寄バス停である「識名園前」を通ります。「識名園前」
からは徒歩2~3分です。なお、2系、3系のバス停と5系のバス停
はちょっと離れています。県庁前駅からは2系、5系に乗れます。
(沖銀本店前)。安里駅付近からは5系に乗れます(メディカルブラザ
大道中央)。いずれも市内統一料金の220円です。旭橋の那覇
バスターミナルから直行するバスはありません。

追記:2013年2月
バス路線が変わってきているので見直しました。

・ 「識名園前」を通るバスは2系「識名開南線」、3系「松川新都心線」、
 5系「識名牧志線」に加え、14系「牧志開南循環線」の4系統
 あります。2系/3系のバス停と5系/14系のバス停は離れた場所
 にあり、識名園の入口までは、2系/3系のバス停からは約 2分、
 5系/14系のバス停からは約 4分です。

 ゆいレールからの乗り換えの場合、「県庁前」駅の最寄バス停で
 ある「県庁前」から2系の「新川営業所」方面行で約18分、14系の
 「新川営業所」方面行で約20分です。「安里」駅の最寄バス停で
 ある「メディカルプラザ大道中央」からは5系「新川営業所」方面行
 で約13分、3系の「新川営業所」方面行で約16分です。
 なお大道中央の同じバス停から14系のバスも出ていますが、
 これは識名園方面には行かないので注意が必要です。(反対側
 のバス停の14系に乗ると行けますが約40分かかります。)

 那覇バスターミナルの12番のりばからは14系に乗ることができ
 ます。(識名園前まで約22分)
 国際通りからは5系に乗ることができます。(14系も通りますが
 時間がかかります。)
 おもろまち駅前を通るバスはありませんが、3系のバスは、
 「おもろまち一丁目」、「県立博物館前」「合同庁舎前」を通ります。

 いずれのバスも市内線で前乗り/後ろ降り、運賃前払い(220円)
 です。

・県庁前のバス乗り場は こちら 
・県庁前からのバス時刻表  2系  14系



識名園は琉球王朝時代に主に王家の保養や中国からの使者で
ある冊封使(さっぽうし)を迎えるために利用されていました。
今で言えば迎賓館みたいなものですね。広さは41,997平方メートル
(約12,726坪)もあり、池のまわりを歩きながら景色を楽しめるように
つくられた「廻遊式庭園」となっています。
造園は琉球王国の第二尚氏王朝、第14代国王である尚穆(しょう
ぼく)の時代に始まったと言われていますが定かではないそうです。
完成したのは第15代国王である尚温(しょうおん)の時代の1799年
で、この年に中国からやってきた冊封使を迎えて接待したという記録
が残っているそうです。



■ 識名園入り口
 識名園は2000年12月「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」の
 ひとつとして世界遺産に登録されています。
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■番屋
 入り口を入るとすぐに番屋があります。番屋は庭園の番人が
 詰めていた居住宅です。
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■正門
 正門は国王や中国から冊封使などの出入りする門で、ヤージョウ
 (屋門)と呼ばれる屋根がついています。ヤージョウは格式のある
 屋敷にのみ許されていたものだそうです。広大な庭園の正門に
 してはかなり小さい印象を受けます。
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■正門から池への石畳道
 正門から池に向かう石畳道はゆったりとしたS字形のカーブを描き
 亜熱帯の樹木がトンネルのように覆っていて、いかにも「南国に
 来た~」という雰囲気を醸し出しています。ガジュマルの木のヒゲが
 見事です。S字のカーブを描くことで限られた敷地の中で奥行き感を
 出しているそうで、これは中国の庭園に見られる典型的な技法なの
 だそうです。なるほど~。
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■池と石橋
 石畳道を抜けると池と池に架かる石橋が見えてきます。ただし、
 ここからは池の一部と石橋の一部しか見えないようになっていて
 これから先の景観への期待感を高めるような効果があるのだ
 そうです。。奥が深い。
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■御殿(うどぅん)
 御殿(うどぅん)は識名園のメインとなる建物です。赤瓦屋根の
 木造建築で沖縄でみられる民家風ではありますが、上流階級に
 のみに許された格式のあるつくりになっています。総面積は
 525㎡(159坪)もあって15もの部屋があります。
靴を脱いで御殿の中の部屋を見学することができるようになって
 いました。
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■石橋
 池の中に配された島に大小二つの石橋が架けられています。
 いずれも、橋の中央部分が高くなったアーチ橋で中国風のデザイン
 となっています。橋は琉球石灰岩で出来ていて琉球独特の庭園の
 雰囲気を創り出しています。
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■六角堂(ろっかくどう)
 六角堂は池に浮かぶ島につくられた六角形のあずまやです。屋根の
 形や瓦が黒いところなどは中国の影響を受けているのだそうです。
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■石橋と御殿と六角堂
 御殿から石橋を挟んだ対岸にあるちょっと小高くなった丘から見た
 石橋、御殿、六角堂です。ここからのとても眺めは美しくて心が
 癒される感じがします。水面に映るアーチ橋がきれいです。
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■舟揚場(ふなあげば)付近からの眺め
 池のまわりをさらに進んで舟揚場あたりから見た石橋方向の眺め
 です。ここからも石橋のアーチが美しく見えます。舟揚場とは文字
 通りに池に浮かべる船を揚げたりおろしたりする場所のことだそう
 です。
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■勧耕台(かんこうだい)
 勧耕台は庭園の奥の小高い丘にある展望台で、ここからは庭園の
 外の景色がよくみえます。 ただ、高台にあるにもかかわらず海が
 見えないように考えられています。これは中国から来た冊封史に
 「琉球は大きな国だ」と思わせるための工夫なのだそうです。
 やるなぁ~琉球王!!確かに海は見えませんね。。
 写真では街並みが広がっていますが、当時は田畑が広がっていて、
 ここからの手入れの行き届いた広大な田畑を見て、冊封使は
 「王が心から人々を励まし、管理が行き届いている」として王をたた
 えたのだそうです。これも農耕の豊かさをアピールするための琉球王
 のしかけといわれています。。
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識名園
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