島唄の風4-古謝 美佐子

沖縄で活躍するお気に入りのミュージシャンとその曲を紹介する
「島唄の風」、今回はちょっと違う系統で沖縄の「歌姫」ならぬ、
「歌神」と呼ばれている古謝(こじゃ)美佐子です。

◆古謝 美佐子(こじゃ みさこ)                  
古謝美佐子は小さい頃から「神童」と言われて歌手活動を続け、
1990年に初代ネーネーズのリーダーとして本格的にデビュー
しました。沖縄本島中部の中頭郡嘉手納町出身だそうです。
私が古謝美佐子を知ったのは、元ハイファイセットのボーカルで
ある「山本潤子」とのジョイントコンサートに行った時でした。
当然、山本潤子目当てで行ったわけですが、古謝美佐子の歌声
に惚れてしまいアルバムを買って聴き始めました。
この人の歌は聴けば聴くほど味の出る感じで、豊かで優しい歌声
は包み込まれるような安堵感、幸福感を与えてくれます。その声
は何万人に1人という声質と「ゆらぎ」の発声を兼ね備えている
のだそうです。難しいことはよく判りませんが魅力的な声である
ことは間違いありません。。
そしてコンサートのMCでの素朴な人柄にも惹かれました。この人
のダンナさんは、彼女の歌のプロデュースを行っている佐原一哉
という人ですが、この人がまた面白い人でコンサートでは隣で
ギターを弾きながら話の進行役もして古謝美佐子との掛け合いで
笑いを取っていました。

◆童神[わらびがみ](天の子守唄)/古謝美佐子       
画像 この童神(わかびがみ)という曲は夏川りみ
 が歌って話題になりました。また山本潤子
 もこの曲を歌っていてNHKの「みんなのうた」
 でも流れたりしていました。
 曲を聴くと古くからある子守歌のような感じ
 ですが、古謝美佐子が初孫の誕生を記念
 して作った詩に、夫である佐原一哉が作曲
 して出来た曲だそうです。その詩の内容を聞くと子供への愛情
 に満ちあふれていてとても温かい気持ちになります。

 この曲の歌詞には「うちなーぐち」と「やまとぐち」の2つの
 バージョンがあります。「うちなー」は当然「沖縄」のことで、「ぐち」
 とは「~語」という意味です。また「やまと」は本土を指しています。
 つまり、「沖縄方言版」と「標準語版」という感じでしょうか。。
 当然、古謝美佐子は「うちなーぐちバージョン」で歌っていて歌詞
 には聞き慣れない言葉が出てくるので、対訳を見ていないと詩の
 内容がよく解らないのですが、言葉の響きに風情があって癒され
 ていく感じです。
 夏川りみや山本潤子が歌ったものは「やまとぐちバージョン」です
 が、こちらは歌詞の内容にどんどん引き込まれていく感じでこれも
 とても素敵です。




◆「童神(うちなーぐちバージョン)」/古謝美佐子 Youtubeより埋め込み 



◆「童神( うちなーぐちバージョン」/古謝美佐子  Youtubeへの直リンク
http://www.youtube.com/watch?v=V7V-wJYlggc



◎その他のお勧め曲 youtubeへの直リンク

山本潤子が歌う童神               
「童神(やまとぐち バージョン」」/山本潤子
  (「NHKみんなのうた」 より ショートバージョン)

「黄金(こがね)の花」/ネーネーズ


■参考■
「童神(わらびがみ)」(うちなーぐちバージョン) 歌詞
(古謝美佐子 作詞 佐原一哉 作曲 )

天(てぃん)からの恵み 受きてぃ此(く)ぬ世界(しげ)に
生まりたる産子(なしぐわ) 我身(わみ)ぬむい育てぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなヨーや ヘイヨー ヘイヨー
太陽(てぃだ)ぬ光受きて
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
勝(まさ)さあてぃ給(たぼ)り

夏ぬ節(しち)来りば 涼風(しだかじ)ゆ送てぃ
冬ぬ節(しち)来りば 懐(ふちゅく)るに抱ちょてぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなヨーや ヘイヨー ヘイヨー
月ぬ光受きてぃ
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
大人(うふっちゅ)なてぃ給(たぼ)り

雨風(あみかじ)ぬ吹ちん 渡る此(く)ぬ浮世(うちゆ)
風かたかなとて 産子(なしぐゎ)花咲かさ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなヨーや ヘイヨー ヘイヨー
天(てぃん)ぬ光受きてぃ
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
高人(たかっちゅ)なてぃ給(たぼ)り



童神(わらびがみ)」(やまとぐちバージョン) 歌詞
(古謝美佐子 作詞 佐原一哉 作曲 )

天からの恵み 受けてこの地球(ほし)に
生まれたる我が子 祈り込め育て
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
泣くなよーや ヘイヨーヘイヨー 
太陽(てぃだ)の光 受けて
ゆういりよーや ヘイヨーヘイヨー
健やかに育て

暑き夏の日は 涼風を送り
寒き冬来れば この胸に抱いて
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
泣くなよーや ヘイヨーヘイヨー 
月の光 浴びて
ゆういりよーや ヘイヨーヘイヨー
健やかに眠れ

嵐吹きすさむ 渡るこの浮世
母の祈り込め 永遠の花咲かそ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
泣くなよーや ヘイヨーヘイヨー 
天の光 受けて
ゆういりよーや ヘイヨーヘイヨー
天高く育て



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