池間大橋(池間島)

画像宮古島2日目は曇りで時々小雨が降る
あいにくの天気でした。宮古島の北西に
ある池間島にかかる池間大橋に
出かけてみました。


◆行き方
池間島に行くバスとしては八千代バスの「池間一周線」があります。
宮古島には「八千代バス」と『協栄バス」の2つの路線バス会社が
あります。八千代バスはこの「池間一周線」のみを走らせています。
「一周線」と言っても池間島を一周するわけではなく、宮古島の
「平良(ひらら」」と池間島の「漁港前」を往復していて、宮古島内の
ルートが行きと帰りで異なるためにそう呼んでいるようです。
池間島の島内は同じルートです。宮古島と池間島の間に架かる
「池間大橋」を渡りますが橋の近くにはバス停はありません。
このため、橋に行く方法としては橋の手前の「狩俣」で降りるか、
池間大橋を渡って「学校裏」で降りて戻る方法があります。「狩俣」
から橋までは2km以上あり、「学校裏」からは1km程度なので
「学校裏」で降りる方がお勧めです。
とはいっても橋を歩いて渡るのであれば結局2つのバス停間を歩く
ことになるのでどちらから行っても同じではありますが。。



池間島は宮古島の北西1.5kmの位置にあり周囲約12Km、面積
約2.6平方kmの小さな島です。昔は島は中央にある池間湿原を
挟んで東西二つの島に分かれていたそうですが堆積物が溜まったり
埋め立てなどによって今は湿原部分を残して1つの島になっています。

1992年には宮古島との間に1,425mの「池間大橋」が完成して
宮古島と簡単に行き来ができるようになりました。しかし多くの観光客
が訪れるようになった今でも池間島には素朴な自然の風景が広がり、
琉球王朝時代の御嶽(うたき)信仰の風習が色濃く残っています。
例えば豊饒祈願である「ユークイ」という儀式では「ユークインマ」と
呼ばれる神に祈りを捧げる女性が御嶽に入り、2日間にわたり豊饒を
祈願するのだそうです。

今回はバスで池間島の「学校裏」まで行き、戻る形で池間大橋を渡って
池間大浦線をずっと南下していき「狩俣」を通り過ぎて一周ルートの
分岐点である「島尻入口」まで歩いてみました。

■平良(ひらら)の八千代バスターミナル
 バスは八千代バスの営業所があるターミナルから発車します。
 ターミナルと言っても駐車場にバス停があるだけです。。
 場所は平良市役所の交差点から宮古第一ホテル方向へ進んで、
 ホテルの前を通り過ぎて3分くらい行ったところにあります。
 バスはマイクロバスです。
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■「学校裏」バス停
 平良から約35分、池間大橋を越えた「学校裏」のバス停で降ります。
 バス車内ではバス停の案内放送などなくて、ただひたすら走り続け
 ます。池間大橋を渡っているあたりで降車ボタンを押せば、次の
 「学校裏」で停まってくれます。ガイドブックなどでは「学校前」と書か
 れているものが多いのですが、正しくは「学校裏」のバス停です。
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■池間大橋 池間島側からの眺め
 「学校裏」のバス停から歩いて10分ほどで大橋のたもとにたどり
 着きます。途中が高くなった美しい形をした橋です。沖縄に来て
 すぐの頃に行った「古宇利大橋」を思い出しました。この頃だけ
 うっすらと日が射して明るくなってきたのですが、すぐにまた厚い雲
 に覆われてしまいました。
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■池間島の砂浜
 橋のたもとには駐車場と数件の売店があり、売店の屋上は無料の
 展望台があります。道路からは見えませんが橋のすぐ脇には白い
 砂浜がありました。池間島にはこんな感じの小さなビーチがたくさん
 ありどこも真っ白な砂浜です。青い海がとてもきれいです。空は
 曇っているのに海がこんなに青く見えるのはとても不思議です。
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■池間大橋 池間島側から宮古島方向
 橋の上から宮古島方向を眺めたところです。橋の中央付近が高く
 なっているので先は見えません。橋の右側に延びているのは
 宮古島の観光スポットの1つ「西平安名崎(にしへんなざき)」
 です。
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■池間大橋 池間島方向の眺め
 橋の上をしばらく進んでから振り返って池間島方向を眺めたところ
 です。遠くに見えている集落は池間漁港で、島で唯一の集落です。
 そしてその右側の海岸線には白い砂浜が続き、鮮やかに輝いて
 います。それにしても青くて透き通った海です。ここは橋の中央付近
 なのでかなりの深さがあると思われますが底の色が透けて見えて
 います。
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■池間大橋 橋の中央から池間島方向の眺め
 橋の最も高くなった場所から池間島方向を眺めたところです。
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■池間大橋 神秘的な大神島
 池間大橋からは宮古島の北東に浮かぶ大神島がよく見えます。
 大神島は神々が宿る「神の島」と言われていて、島のほとんどの
 場所は神聖な地で立ち入り禁止なのだそうです。また観光客は
 見ることの出来ない祭りや儀式が多く行われているそうです。
 橋の上から見えた大神島は、日が射しているわけでもないのに
 そこだけ白く光り輝いている不思議な海の向こうに見えて、とても
 神秘的でした。
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■池間大橋 宮古島近くの橋の上からの眺め
 宮古島が近づいてきました。宮古島側は細長く突き出した半島
 である「世渡崎」の先端に橋があるので、橋が終わっても両側を
 海で囲まれた道が続いています。
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■池間大橋 宮古島側入り口
 宮古島側の入り口まできました。「池間大橋」と大きく書かれて
 います。
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■池間大橋 宮古島側橋の下からの眺め
 宮古島側の橋のたもとには駐車スペースとトイレがありますが、
 売店などはありませんでした。池間島側は観光バスなども停まって
 いて人が多かったのですが、こちらは停まっている車はほとんど
 なくて寂しい感じでした。橋の下から池間島方向を眺めたところです。
 海の透明さには本当に驚きます。
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■道ばたの蝶
 橋を渡り終えてしばらくは世渡崎の「海の中道」のような道を歩き
 ます。とはいっても道の両側は背のやや高い木に覆われている
 ので海の景色はほとんど見えませんでした。ただひたすら歩くだけ
 です。道ばたには花が咲いていて、たくさんの蝶が飛んでいました。
 写真は「ベニモンアゲハ」です。この蝶は宮古島あたりを北限として
 いて、日本では八重山~宮古諸島でしか見られない蝶とのことです。
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■「狩俣」のバス停
 「狩俣」のバス停まできました。バスの時間まではまだあるようなので
 もっと先まで歩いてみることにしました。
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■「水」の石碑
 狩俣のバス停から平良方面に少し進んだ場所に「水」とだけ書かれた
 石碑が建っています。隆起サンゴ礁でできている宮古島は雨水が
 すぐに地中に吸い込まれてしまうため、水はけが良すぎて農業には
 適さず、また飲み水にも苦しんできました。のちに地下ダムが出来て
 からは飲み水にも困らなくなり、農業も行われるようになったそうです。
 この石碑にはそんな「水」に苦労し、「水を大切にしよう」という思いが
 強い宮古島の人々の願いが込められているそうです。
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■「島尻入口」のバス停
 「島尻入口」のバス停まで来ました。ここは橋の上から神秘的に
 見えた「大神島」に渡る船の出る「島尻港」への最寄りバス停です。
 船は一日3往復ありますが神聖な神の島なので観光で訪れる人は
 あまりいないそうです。バス停から池間大橋方向を眺めたところです。
 このバス停は一周ルートの分岐点になっていて、池間大橋方向から
 やってきたバスのうち、島の東側ルートを通るものは写真の前の道を
 右方向に曲がっていきます。でもなぜかバス停はここにだけ立って
 います。私も気づかずにここで待っていたら、バスが手前で停まって
 クラクションを鳴らしてくれたので気づき、慌ててバスまで走って
 行って乗り込みました。曲がり角の手前にバス停を立ててくれれば
 問題ないのですが、なぜここに立っているのか不思議です。
 何もない所なのでバス停を立てられないとは思えないのですが。。
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池間島
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