宮古から那覇へ

画像1週間ちょっと滞在した宮古島を離れ、
1ヶ月ぶりに沖縄本島の那覇へ戻って
きました。




それにしても宮古島の海の「透明さ」は私の海の概念を変えて
しまいました。普通は「きれいな海」といっても多少は濁りが
あってそれが空の青色を反映して「青い海」を創り出していると
思うのですが、宮古島の海は水の存在すら忘れてしまうほどの
透明さです。
このため海の底の地形や色がそのままに反映され、さらには
空の青さも加わって多彩な碧色を引き出しているという感じが
します。例えば「エメラルドグリーン」や「コバルトブルー」などと
いう表現で美しい海の色を表わしたりしますが、こういった表現
では表せない色合いの海が広がっていて、言葉では伝えられ
ないもどかしさを感じてしまうほどです。まさに「言葉を呑む」と
いう感じです。

その水の透明さは、以前に行ったことのある岩手県今泉市の
「龍泉洞」の地底湖を思い出させます。40m以上の透明度を
誇る地底湖はどこまでも青く澄んでいて、引き込まれてしまう
ような美しさですが、宮古島の数々の海の絶景を眺めていて
同じような感覚を受けました。
八重山の石垣島や竹富島にも透明な海はありますが部分的
なもので、対する宮古島ではどこに行っても同じような透明な
海が広がっているという印象がとてもありました。
これはやはり宮古島には海に流れ出す川が1本も無くて、水を
濁らせる土砂などが海に流れ込まないというのが大きな理由
という気がします。

そんな宮古島に住む人たちの印象としては素朴で堅実なイメージ
を持ちました。石垣島の人たちは陽気で明るくてどちらかというと
浪費家的なイメージがありましたが、宮古島の人たちはとても
堅実で節約家的なイメージを感じました。それがよく現れていた
のはスーパーマーケットでの買い物の風景です。石垣島では
カートにたくさんの商品をどんどんと買い込んでいく人の姿をよく
みかけましたが、宮古島ではそういう人はあまりおらず、じっくりと
品定めしながら買い物をしている印象がありました。
これは買い物の頻度の違いや、見かけた時間帯などによる違い
という部分が大きいのかもしれませんが、押し並べてそんな印象
を受けました。そういえば、どこかのホームページで「石垣人は
宮古や沖縄本島の人より見栄っ張り」という話を読んだ記憶が
ありますが、何となくわかる気がします。こんな買い物の違いも
それに通ずるものなのかもしれません。

そして宮古島の方言は外国語のようでまったくわかりませんでした。
観光客として行動している限り、ほとんど方言を聞く機会はないの
で不自由はないのですが、スーパーなどでのお年寄りの会話を
横から聞いてみると何を言っているのか本当にわかりません。
同じ沖縄と言っても沖縄本島や八重山地方とはまったく違う言葉使い
で単語1つ1つからして違う感じです。「ん」や「っ」で始まる言葉が
あったりするので独特の発声方法で日本語ではない感じを受けます。
「しりとり」は「ん」で終わると負けですが、「ん」で始まる言葉がある
宮古地方では負けではありません。。。てなことはないか。。

そんな宮古島は静かでのどかな風景が広がる癒しの島でした。
3月に入って石垣島あたりでは観光客が急に増えてきて騒がしく
なっていましたが宮古島ではそんなこともなく、とても穏やかで
静かなまったりとした空気が流れていました。最初は1週間弱の
滞在予定でしたが居心地が良いので3日ほど延ばしてしまい
ました。
訪れる観光客の数は石垣島と比べて半分程度と少ないそうですが
一方でリピーター率は宮古島の方が高いのだそうです。
美しくてどこまでも透明な海と穏やかで物静かな風景、そして素朴な
島の人たちに一度出会ってしまうと、また来たくなってしまうのは
とてもよくわかる気がします。
石垣島とはまた違ったよさのある宮古島は素敵な島でした。



■宮古空港
 宮古空港は新しくて綺麗な空港でした。
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■空港内ロビー
 空港内の出発ロビーの様子です。案内板の下には「タンディガー
 タンディー」と書かれた紙が貼ってあります。これは「ありがとう」
 という意味の宮古方言です。タンディという言葉を2つ並べた感じ
 なのですが、これで1つの「ありがとう」という意味の単語のようです。
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■那覇空港
 そして那覇空港に到着です。空港内はとても広くてボーディング
 ブリッジから到着出口までかなりの距離を歩きます。
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■国際通り
 沖縄一の繁華街である「国際通り」です。ここはいつ来ても渋滞
 しています。八重山や宮古にしばらくいたので、改めてその車の
 多さにビックリさせられます。那覇は大都会です。
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那覇空港
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