小浜島

画像朝の連続ドラマ小説「ちゅらさん」の
舞台で一躍有名になった「小浜島」に行って
きました。あいにくの曇りでしたが美しい海に
囲まれた素朴な風景を満喫しました。


◆行き方
石垣島と小浜島との間の高速船は3社が運行しています。八重山
観光フェリーと安栄観光が一日10往復、石垣ドリーム観光が一日
8往復です。所要時間はおよそ25分かかります。また西表島大原
との間や竹富島との間の船も一日2~3便出ています。



小浜(こはま)島は面積7.84平方km、周囲16.6kmの島です。
与那国島はちょっと離れているので別とすると八重山諸島の島々が
かたまっている部分のほぼ中央に位置しています。このため「八重山の
てんぶす」などといわれています。「てんぶす」とは沖縄方言で「へそ」
のことです。
以前は観光で訪れる人もほとんどない静かな島だったそうですが、
2001年にNHKの朝の連続ドラマ小説「ちゅらさん」の舞台となって
からはロケ地が観光スポット化されて、多くの観光客が来るように
なったそうです。とはいっても島のほとんどは多くの自然がそのまま
残っていて美しい海に囲まれた静かな島のままでした。

島は結構起伏があり坂が多いので自転車で回るのはちょっとしんどい
感じですが、頑張ってレンタサイクルでまわっている人もかなりいました。
島内に路線バスはありませんが、島内を観光しながら一周する観光
バスが一日3往復走っているようです。


■小浜島桟橋「旅ぬかろい」
 小浜島のフェリー乗り場には「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」と書か
 れた待合所があります。「旅ぬかろい」は一般公募で選ばれた名称
 で旅の無事を祈る言葉なのだそうです。イントネーションとしては
 「旅・ぬかろい」ではなくて「旅ぬ・かろい」と区切るのが正解だそう
 です。「かろい」というのが幸せや安全という意味合いで、「ぬ」は
 接続詞の「の」が訛ったものです。
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■港からの道
 港から島の中央に向かう道は緩やかな登り坂が続きます。しばらく
 進んでから振り返るとこんな景色が広がっていました。海は美しい
 エメラルドグリーン色に輝いています。
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■大岳(うふだき)入り口
 島の中央にある大岳(うふだき)の入り口に来ました。ここには
 「小浜節」の石碑が建っていました。新しくて建てられたばかり
 の碑のようです。右にある階段が頂上の展望台に向かう道です。
 頂上までは7~8分登りが続きます。
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■大岳展望台
 大岳の頂上にある展望台です。大岳は高さ99mしかありませんが、
 平坦な島なので360度の大パノラマが広がっていて、ここからは
 天気が良ければ与那国島を除く八重山諸島の島々が見渡せる
 そうです。
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■大岳からの眺め-東方向
 東方向の眼下には嘉弥真島がよく見えます。周囲2.5kmの
 嘉弥真島は無人島ですがウサギがたくさん生息しているそうです。
 その向こうにかすかに見えているのが石垣島です。それにしても
 美しい海です。今日はあいにくの曇り空ですがそれでも綺麗な
 青い海が広がっています。小浜島は白い波に囲まれていてリーフ
 に守られた島であることがよくわかります。 
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■大岳からの眺め-西方向
 反対の西方向の眺めです。ヨナラ水道を挟んだ正面の大きな島は
 西表島です。左の方の突き出した半島部分は細先(くばざき)方向
 です。写真の中央部分には水牛車で有名な由布島が西表島の手前
 にあります。くっついているので写真ではわかりにくいですが。。
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■大岳からの眺め-南方向
 南方向の眺めです。曇っているため写真では判りにくいですが
 中央付近には小さく黒島が見えています。
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■大岳からの眺め-出航する船
 小浜港から石垣島に向けて高速船が出航していきました。船の
 右側の沖合にはかすかに竹富島が見えます。
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■島の案内板
 大岳を下り、畑の中の道を進みます。島のあちこちには赤い矢印の
 ある案内板が立っています。とてもシンプルな案内板ですが小浜島は
 交差する道が少ないのでこれで十分です。
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■ちゅらさん展望台
 大岳から西に行ったところに2003年3月に開設された「ちゅらさん
 展望台」があります。標高は50mだそうです。「ちゅらさん」の
 「ちゅら」はというのは「りっぱな」とか「清らかな」とか言う意味で
 「美ら海水族館」などと同じですが、「美ら」と書くようになったのは
 最近のことでこれは当て字なのだそうで、意味的には「清ら」と書く
 方が近いとのことです。ここではすべてひらがなの「ちゅらさん」です。
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■ちゅらさん展望台2
 展望台からの西方向の眺めです。西表島が本当にすぐ目の前に
 見えます。中央の小さな島は西表島のすぐ横にある「ウ離(パナリ)
 島」です。
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■細崎(くばさき)方面への道
 島の集落から南西に突きだした細崎(くばさき)方向には結構立派
 な舗装道路が続いています。しかし途中にはヤギが歩いていたり、
 道のすぐ脇に牛がいたりして、のどかな風景が広がります。
 立派な道路ですが走っている車もとても少なく自動車と出会うことは
 ほとんどありませんでした。
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■石長田(いしなーた)海岸のマングローブ群落
 集落から細崎に向かう途中の石長田(いしなーた)海岸には
 マングローブ群落があります。海岸への道は林の中にあって
 わかりづらくて車で走っているとほとんどの人が気づかないかも
 しれません。この群落にはヤエヤマヒルギやオヒルギ、メヒルギ、
 などの数十種類の亜熱帯植物が群生しているそうです。中央に
 小浜島の最高峰、大岳(うふだき)がよく見えます。
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■ちゅらさんの「こはくら荘」
 島で唯一の集落は島の中央付近にあって八重山諸島によく見られる
 琉球石灰でできた低い石垣に囲まれた民家が並んでいます。その中に
 テレビ小説「ちゅらさん」で使われた「こはくら荘」がそのまま残されて
 います。当時は本当に使われていた民家だそうで、ドラマ撮影後も
 しばらく人が住んでいたそうですが今は誰もいないそうです。
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小浜島
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