伊江島

画像島のほぼ中央にそびえるタッチュー
(城山)がとても印象的な伊江島に
行ってみました。




◆行き方
伊江島は沖縄本島の北西部に突き出した本部(もとぶ)半島の
北西約9kmの沖合にあります。沖縄本島の本部港と伊江港の間
をつなぐフェリーが1日4往復(夏期は5往復)運航しています。
所要時間は30分です。
本部港までは名護バスターミナルから65系「名護循環線・
左回り」に乗って約35分です。およそ1時間に1本走っています。
また、島内には路線バスが走っていて、フェリーの時刻に合わ
せて1日8往復(学校が休みの日は6往復)運行しています。
伊江港と島の北西部の真謝入口の間を走っていてますが、
観光地を巡るわけではなく、地元の人向けといった感じです。


伊江島と聞いてわからなくても、「美ら海水族館」に行ったこと
のある人であれば、水族館入口から見るエメラルドグリーンの
海の向こうに見える尖った山のある島と聞いて思い出す人も
多いと思います。

伊江島は東西8.4km、南北3kmの楕円形をした島ですが、
その特徴は何といっても平坦な島の中央やや東寄りにある
海抜172mの城山(ぐすくやま)で「伊江島タッチュー」の名称で
呼ばれています。

平坦な島の真ん中に突然と大きな岩が突き出したかような
本当に変わった山ですが、地質学的にもとても貴重なもので、
「オフスクレープ現象」によって出来たものだそうです。
「オフスクレープ現象」というのは古い岩盤が新しい岩盤に潜り
込む際に、その一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗り上げる
現象だそうです。つまり新しい岩盤によって古い岩盤が裂かれて
めくり上がったということですね。ちょっと痛々しい感じです。。。

これだけ不思議な形をしているので当然古くから信仰の対象と
なっていて、島の守り神として航海安全と健康、豊作を祈願する
山として、御嶽(うたき)が今も山頂への途中に残っています。

今回はフェリー乗り場近くのレンタサイクル屋で自転車を借り
島の東半分を廻ってみました。




■本部港フェリーターミナル
 伊江島行きフェリーの出る本部港のターミナルです。この港は
 伊江島行の他に、那覇と鹿児島を結ぶフェリーも立ち寄ります。
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■フェリーいえしま
 青いIEの文字が輝く「フェリーいえしま」です。IEと見ると、
 「インターネットエクスプローラ」を思い出してしまうのは、
 悲しいところです。。。定員350名で自動車は33台収容可能
 だそうです。
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■瀬底大橋
 いよいよ出発です。まずは本部港のすぐ横にある瀬底島との
 間にかかる「瀬底大橋」をくぐります。
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■水納(みんな)島
 瀬底大橋をくぐると左側に水納(みんな)島が見えてきます。
 周囲約4kmの平坦な島で、クロワッサンに似ていることから
 「クロワッサンアイランド」と呼ばれています。
 島の近くに船が見えていますが、水納島への船は本部港から
 ではなく、近くの渡久地港から出ています。それにしても本当に
 平らな島です。
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■伊江島全景
 そして前方には伊江島が近づいてきました。それにしても本当に
 不思議な地形です。「ナベの蓋」のような感じもします。。
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■伊江港 はにくすに
 伊江港のフェリーターミナルは、「はにくすに」という名称が
 ついています。はにく=兼久=長い砂浜、すに=駅 という
 意味で「海の駅」のことだそうです。
 この建物の中には観光案内所、売店、喫茶店などから、
 ホールや郷土資料館まであって、まさに「海の駅」として
 情報発信の場、情報交換の場となっているようです。
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■城山(伊江島タッチュー)
 「はにくすに」のすぐ横にあるレンタサイクル店で自転車を
 借りて、まずは体力のあるうちに島で唯一の山である城山
 (ぐすくやま)を目指します。島のどこからでも見えるので迷わず
 にたどり着くことができますが、近づくと急に上り坂になり、
 自転車では厳しくなります。
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■城山(タッチュー)への階段
 自転車置き場に自転車を停めて山への階段を登っていきます。
 標高は172mしかありませんが、切り立った岩山なので急な
 階段が続き、段差もかなり大きいので思ったよりもハードな
 道のりです。ハイヒールなどではちょっと無理かも。。
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■タッチューからの眺め 東方向
 そして頂上に到着です。まわりに遮るものが何もないので
 360度の大パノラマが広がります。こちらは東方向です。
 エメラルドグリーンに輝いている海が伊江ビーチ付近で、
 その向こうに見えるのは 沖縄本島の本部半島です。
 真ん中やや左あたりに建物らしきものが見えているところに
 「美ら海水族館」があります。
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■タッチューからの眺め 西方向
 反対の西方向の眺めです。城山以外は平坦な地形が続いて
 いるのがよくわかります。中央を横切っているのが伊江島空港
 の滑走路で、その向こうには米軍基地があります。
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■田園風景
 タッチューでしばらく眺めを楽しんだあと、山を降りて島の東側を
 目指します。途中の道はのどかな田園風景が広がり、風車なども
 あっていい雰囲気です。
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■伊江ビーチ東側
 伊江ビーチの東側の海からの眺めです。ここからが対向にある
 美ら海水族館へ一番近いと思われ、建物などがよく見えます。
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■伊江ビーチ東側
 それにしても透き通ったきれいな海です。美ら海水族館が
 ある海洋博公園付近の海もとてもきれいでしたが、透明度は
 やはりこちらの方が格段に高い感じです。
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■リリーフィールド公園
 島の東岸から北へ進み、「リリーフィールド公園」にやってきました。
 この付近は4月下旬には約26,000坪の敷地に100万輪のテッポウ
 ユリが咲き誇り、まさに純白のじゅうたんと化すそうです。
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■リリーフィールド公園付近の海
 公園付近の海はごつごつとした岩場の海が続いています。
 岩場の先端付近には釣りをしている人が何人かいましたが、
 この岩場をどうやって渡っていったのかちょっと不思議でした。
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■湧出(わじー)展望台
 島の北岸をさらに西に進むと湧出(わじー)展望台があります。
 ここは伊江島タッチューの次に有名な景勝地だそうで、東屋や
 トイレなどが整備されています。 
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■湧出(わじー)展望台からの眺め
 この北岸は約40mの高さの断崖絶壁になっていて、打ち
 寄せる波が時々白く輝いてとても美しい風景を創り出します。
 島の南側は砂浜のビーチが続いていますが、反対に北側は
 30~40mの断崖になっていて、平坦に見える島も実はかなり
 傾斜があることを再認識させられます。
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■湧出(わじー)付近の風景
 これより西側は米軍基地となっているため、今度は南下して
 いきます。島のほとんどは田園風景が広がっていますが、どこ
 からでも伊江島タッチューはよく見えるので目印になり、迷子に
 ならずにすみます。
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■伊江島空港ターミナル
 南下途中には伊江島空港ターミナルがあります。現在定期便は
 なくチャーター便だけのため、ターミナルはひっそりとしていました。
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■伊江港
 そして伊江港に戻ってきました。島の約2/3を回ったことに
 なります。約4時間の旅でした。
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■帰りのフェリーからの眺め
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伊江島(沖縄本島 離島)


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