バスで巡る石垣島1

画像 石垣島での路線バスを使った観光地の巡り方についてまとめてみたいと思います。(その1)



※ 2019/07 追記:
2019年07月時点での情報で見直しをかけました。



石垣島で路線バスを運行しているバス会社は
◆ 東(あずま)バス
◆ カリー観光バス(2015年6月新規参入)
の2社ありますが、「カリー観光バス」は空港~離島ターミナル間の直行便のみの運行のため、バスで島内を観光する際にお世話になるのは、ほとんどの場合「東バス」ということになります。

「東バス」についての最新情報は、
東運輸のホームページ」を参照ください。
また、バスターミナルの場所などについては、前回の
石垣島バスターミナル」のブログを参照ください。
カリー観光バスを含む新石垣空港への路線バス乗り入れについては、
石垣空港へのバスアクセス2」のブログを参照ください。

今回は路線バスを使って観光地を訪れる際の最寄バス停、路線名、注意事項などについてまとめます。
長いので2回に分けます。

■ 路線バス概要
石垣島東バスの路線バスは、島の南西部にあるバスターミナルを中心にして、ほぼ島内全体を網羅する形で走っています。

ただし運転本数については、バスターミナルと新石垣空港と結ぶ2つの「空港線」(系統4、系統10) がそれぞれ30分間隔で走っている以外は、あまり多くありません。

次に多い「川平リゾート線」でも1日6往復(夏季は8往復)です。1日1~2往復という路線がほとんどなので、あらかじめ計画を立ててから行動した方がよいと思います。

すべてのバスはバスターミナル発着となります。(バスターミナルを出発して目的地まで行って折り返して戻るか、一周して戻るという運行パターンです。)

したがってバスでの旅は「バスターミナル」をベースに考えることになります。

■ バスの路線図
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この pdfファイル は  こちら


■ 石垣空港からのバス利用について
石垣空港 と バスターミナルの間は、15分間隔「空港線」 が走っています。

また「米原キャンプ場線」が石垣島最大の景勝地である 川平湾石垣空港との間を直行するようになりました。(1日2往復)
これにより、石垣島に着いたその日に川平湾を観光したり、逆に 帰りに川平湾を観光してから空港に向かうことが容易になりました。
ただ1日2往復しかないので、時間帯によってはバスターミナル を経由した方が早い場合もあります。(詳細は後述)

また、本数は少ないですが島の東部を走っている「平野線」(3往復)、「東廻り一周線」(反時計廻り方向1本)、
「西廻り一周線」(時計廻り方向2本) が石垣空港に乗り入れています。
したがって空港から北方向にある観光地へ空港から直接向かうことも可能です。

ただし、島内の観光地にはコインロッカーなどの荷物を預けられる施設はほとんどないので、大きな荷物がある場合は空港、バスターミナル、離島ターミナル にあるコインロッカーに一旦、荷物等を預けて身軽になってから観光地を巡るのがよいと思います。
また、空港からホテルに荷物を届けてくれる

石垣空港手荷物配送サービス」というサービスもあります。
1個 500円 と コインロッカーに預けるのとあまり変わらないのでお勧めです。

■ フリーパスについて
東バスでは全路線が利用可能なフリーパスを 2種類 販売しています。
路線バスで島内を巡るのであればフリーパスを使った方が断然お安くなります。
フリーパスはバスターミナルの窓口だけでなく、バス車内でも購入することができます。


「1日フリーパス」 1,000円
全路線のバスが 1日乗り放題 となるフリーパスです。
片道 1,000 円以上の区間や、500 円以上の区間を往復する場合はパスを購入した方が安くなります。

つまり、運賃設定上は 1,000円以上の区間はありますが、実質は最大運賃は 1,000円 ということになります。
例えば、バスターミナルから 川平湾 がある 「川平(公園前)」まで片道720円(川平リゾート線)なので、1往復するだけで元をとれます。
なお、フリーパスは24時間制になったので、夕方や夜に購入しても翌日の日中に使えるようになりました。


「みちくさフリーパス」 2,000円
全路線のバスが 5日間 乗り放題となるパスです。
2日以上、路線バスを利用して島内を観光する予定の場合はこちらのパスを買うのがお得です。

例えば、5日以内の日程でバスターミナル周辺のホテルに滞在するのであれば、空港~バスターミナル間は往復 1,080円なので、滞在中に 川平まで1往復すれば元をとれます。




■ 主な観光地へのバスでの行き方について

<目次> リンクをクリックするとジャンプします

川平湾、  底地ビーチ、  玉取崎展望台、  石垣島鍾乳洞

--以降は その2 で紹介--

唐人墓、  >平久保崎、  御神崎、  米原ヤシ林、  サビチ洞

※注意※
バスの時刻等については変更されている可能がありますので 必ず 東バスのホームページ で最新情報を確認してください。




◆ 川平湾(かびらわん)
石垣島のみならず沖縄を代表するといえる景勝地です。石垣島に観光で来た人は必ず訪れると思いますし、訪れるべき場所です。
碧い海と白い砂浜が創り出す風景はまさに絶景です。ただし、流れが速く遊泳禁止なので眺めるだけです。サンゴ礁を眺める所要30分のグラスボートがお勧めです。
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☆ バスでの行き方
 バス停 「川平(公園前)」で下車、徒歩2~3分です。
■「川平リゾート線」6往復(夏季は8往復)
■「西廻り一周線」下り2本(バスT→川平方向)
■「西伊原間線」1往復
■「東廻り一周線」上り1本(川平→バスT方向)
■「吉原線」2往復 (注1)
■ 「米原キャンプ場線(バスターミナル 間)」2往復
■ 「米原キャンプ場線(空港 間)」2往復

が「川平」を通ります。

 (注1) … 「吉原線」は行きか帰りかの一方で 川平 を経由します。
 したがって 川平 を通らない便でも、終点「吉原」まで行って、そのまま折り返すことにより 利用可能となります。


「バスターミナル」 から 「川平」 までの所要時間は、

◇ 川平リゾート線 41分(上りは47分)
◇ 米原キャンプ場線 76分
◇ その他の路線 38分

です。

米原キャンプ場線以外は、途中、島の西側に広がる名蔵湾沿いを走るので車窓からの眺めも最高です。遠くに竹富島や西表島も見えます。バス進行方向に向かって左側に座るのがお勧めです。(川平に向かう場合)

一方、米原キャンプ場線は他とルートが異なり、途中、島中央部を抜けるため、時間がかかりますが、農村風景の中をのんびりと走り、石垣島唯一のトンネルを通ったりするので、海の眺めとは違った石垣島を楽しむことができます。

国の天然記念物に指定されている「ヤエヤマヤシの群落」の様子や、湾の反対側から眺める川平湾の美しい風景も車窓から見ることができます。
時間が合えば、行きか帰りかの一方は米原キャンプ場線を利用することをお勧めします。

また新空港開港により空港 と 川平 を直接結ぶ「米原キャンプ場線」が新設されました。(1日2往復)
空港- 川平 間の所要時間は 43 分 で、バスターミナルを経由するよりかなり早く移動することができます。
空港発は 12:00 と 15:00 の2本です。

【 時刻表 】
※「川平リゾート線」の夏季 臨時便(増便)の運行期間は基本的には7/1 ~ 9/30 ですが、年により変動する可能性があります。

■バスターミナル-川平(公園前)間
<下り>
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<上り>
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■空港-川平(公園前)間
※ バスターミナル周辺は通りません。

<空港から川平へ>
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<川平から空港へ>
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■米原(よねはら)、伊原間(いばるま)-川平(公園前)間

<川平へ>
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<川平から>
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【補足】

石垣島で一番の景勝地なのでバスの本数も多いですが、意外に間が空く時間帯もあるのであらかじめバスの時刻を確認しておいた方が無難です。

特にバスターミナルから川平へ向かう場合、 12:55発を逃すと 15:10発 までなく、このバスは 日祭日運休 なので、この場合は 16:15発 まで待つということになります。(夏季期間は 14:15発があります。)

そんな時はちょっと裏技的移動として 14:00発までの空港 行に乗れば、空港 15:00発 の米原キャンプ場線で 15:43分に 川平に着くことができます。

なお「川平」のバス停は「 川平公園前 」とも呼ばれ、実際に立っているバス停名も「川平公園前」となっています。

2つは同じバス停のことなので 降り損ねなどしないように注意してください。(最近は「川平公園前」と呼ぶことが多くなってきているように思います。)

なお、「川平郵便局前」「川平ロータリー」は 別のバス停 です。

バスターミナル周辺から川平を往復する場合は、「1日フリーパス」(1,000円)を購入した方が安くなります。

ちなみに、現金で乗車した場合のバスターミナルからの運賃は、
「川平リゾート線」は 720円、「米原キャンプ場線」は 1,150円、その他(吉原線、西廻り一周線、伊原間線)は 680円です。
「東廻り一周線」でBT→空港→伊原間→米原→川平 とぐるっと経由していった場合は 1,600円 です。(実質1,000円)



 

◆ 底地ビーチ(すくじびーち)
川平湾は遊泳禁止ですが、こちらは遠浅の海が美しい遊泳可能なビーチです。
ハブクラゲよけの防護ネットが張ってあるので安心です。
日本一早い海開きで有名で、毎年3月中旬には遊泳可能となります。泳がずに眺めているだけも癒される景観の美しいビーチです。

※ 追記
2016年 の夏季期間は「川平リゾート線」が底地ビーチのすぐ近くにある「ラ・ティーダ石垣リゾート」を経由していましたが、2017年からは 経由が無くなりました。


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☆ バスでの行き方
底地ビーチに行くには、「ラ・ティーダ石垣リゾート」で降りる方法 と「石垣シーサイドホテル」で降りる方法があります。
バス停 「石垣シーサイドホテル」で下車、徒歩1~2分です。
■ 「川平リゾート線」6本 (夏季期間は 8本)
■ 「米原キャンプ場線」4本
が「石垣シーサイドホテル」のバス停を通ります。

なお、バスのルートは
… → 川平 → クラブメッド → シーサイドホテル → 川平 → …
の1方向のみとなります。


【時刻表】
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【補足】
たっぷりと時間を取って海水浴を楽しむのもよいですが、時間がない場合はちょっと景観を楽しむだけでも価値のある美しいビーチです。
川平公園の先に位置するので、川平を訪れる前や後に立ち寄ってみるのがよいでしょう。

夏季期間であれば、8:55バスターミナル発の「川平リゾート線」で川平を乗り越して底地ビーチを訪れ、40分後の次のバスで川平公園を訪れるというのがお勧めです。
それ以外でも1~2時間後に次のバスがありますが、眺めるだけだとちょっと時間を持て余す感じかもしれません。そんな場合はホテルのランチなどを楽しむのもよいでしょう。
なお、「ラ・ティーダ石垣」から川平公園まで約2km、「シーサイドホテル」から川平公園まで約2.5kmなので歩いて訪れることも可能です。

市のビーチ施設(シャワー、トイレ等)は「ラ・ティーダ石垣」のすぐ近くにあります。
一方、「石垣シーサイドホテル」はそこからビーチ沿いに400~500m北に進んだところにあります。どちらにも海水浴シーズンにはハブクラゲ除けのネットが張られるので安心です。



 

◆ 玉取崎展望台(たまとりさき てんぼうだい)
石垣島で川平湾の次に有名な景勝地と言える場所です。
見晴らしの良い高台にあって、島の北東部に突き出した平久保崎に沿った白い砂浜と、沖合のリーフを境に濃淡の異なる碧い海が創り出す風景は絶景です。
展望台周辺は1年中ハイビスカスなどの花々が咲いています。
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☆ バスでの行き方
 バス停 「玉取崎」 で下車、徒歩4~5分です。
■「平野線」3往復 (ただし上り1本は平日と土曜とで運行時間が変わり、日祝日は運休となります)
■「東廻り一周線」下り1本
■「西廻り一周線」上り2本、ただし1本は日祝日運休
が「玉取崎」を通ります。これらのバスは途中、新石垣空港 を経由します。
 

【 時刻表 】
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バスターミナルから「玉取崎」までの所要時間は約61分です。
新空港から「玉取崎」までの所要時間は約24分です。
 
「平野線」のバスターミナル 11:20発、または15:45発で行って、1時間30~40分後に折り返してくるバス(14:04発、18:19発) で戻るのがちょうどよい感じです。

また早起きが得意な人は 6:45発(東廻り一周線)で行って、玉取崎 9:09発で戻るという方法もありますが、9:09発は日祭日運休なので注意してください。

新空港から片道30分弱なので、空港に着いた後や、帰りに空港から出発する前に観光するという方法もあります。
ただし、展望台は高台にあって坂道や階段が続くので大きい荷物を持っての観光はあまりお勧めできません。(スロープが整備されているので階段は使わずに展望台まで行くことはできます。)

他の方法として、川平で日中過ごした後、西廻り一周線の 川平15:48発で玉取崎(16:53着)に寄り、18:19発でバスターミナルに戻る方法もあります。ただし15:48発の西廻り一周線は日祭日運休(土曜は運転)です。

また、朝に川平を訪れた後、川平11:23発の西廻り伊原間線に乗り、終点(伊原間)の1つ手前の「船越(ふなくやー)」で降りると、徒歩20分ほどで玉取崎にいくことができます。

運転手さんに玉取崎に行きたいと伝えれば、最も近い場所で降ろしてくれると思います。
この場合、玉取崎14:04発でバスターミナルに戻ることができます。

 

 

◆ 石垣島鍾乳洞(いしがきじま しょうにゅうどう)
日本最南端にある観光鍾乳洞です(有料)。全長は3.2kmあり、そのうちの約600mを見学することができます。
洞内の石筍の数は約70万本あるとされ、日本一の多さを誇っています。
なお、すぐ隣には「八重山鍾乳洞自然村」という施設があり、そこにも鍾乳洞があるのですがまったくの別物です。
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☆ バスでの行き方
 バス停 「自然村入口」で下車し、徒歩約10分です。
■「吉原線」下り2本(上りは別ルートなので通らず)
■「西廻り一周線」下り2本(1本は日祝日運休)
■「西廻り伊原間線」1往復
■「東廻り一周線」上り1本
が「自然村入口」 を通ります。


【 時刻表 】
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バスターミナルから「自然村入口」までの所要時間は約 12分です。

このバス停を通るバスは 上りが2本しかなく、鍾乳洞の開園時間から考えると利用できるのは 14:00発の1本だけとなるので注意が必要です。

したがって、バスで往復する場合
往路:
「西伊原間線」バスT 10:45発→自然村入口 10:57着
または
「吉原線」バスT 12:15発→自然村入口 12:27着
復路:
「西伊原間線」自然村入口 14:00発→バスT 14:11着
というパターンしかありません。

10:45発の場合、(バス停から移動時間を除いた)滞在時間は2時間半くらいあるので、例えば鍾乳洞入口にあるレストランでゆっくりと昼食をとることが可能です。
12:15発の場合は滞在時間は1時間くらいなので、鍾乳洞を見るだけであれば、十分可能です。

なお、鍾乳洞からバスターミナル周辺までは約 2.5 kmなので歩くことも十分可能です(40分くらい)。
また、途中には「アートホテル石垣島(旧 ホテル日航八重山」があるので、そこまで行けば (系統10)空港線が走っています。
鍾乳洞 から アートホテル までは 約 1.5 kmです。

また、鍾乳洞を見学した後、下り方向に乗れば 川平公園 に行くことができます。
川平までの所要時間は 約28分です。 

バス停を降りてからの歩き方は 「自然村入口」で降り、バスの進行とは逆方向に2~3分戻ると右に入る道があり、そちらに曲がると7~8分です。曲がるところに案内板があります。

逆に、バス停からバスの進行方向に少し歩くと、ゲートがあるのですが、こちらは「八重山鍾乳洞自然村」の入り口になります。
ここにも鍾乳洞があるので時間的に余裕があれば、こちらも合わせて訪れてみるのもよいかと思います。(ただし、こちらも有料です。)

 以降、
  その2 (唐人墓、平久保崎、御神崎、米原ヤシ林、サビチ洞)
 に 続く。。。





 
 <注意>
 本ブログ上の間違い、誤記などによって発生した損害への対応はいたしかねます。
 個人の責任において利用願います。



この記事へのコメント

ちこ
2014年04月25日 07:57
これからの予定の旅行に役に立ちます。おおきに!
ねこ
2014年04月27日 21:08
はじめまして。情報すごく助かってます。
ところで、玉取崎展望台(たまとりさき てんぼうだい)の欄ですが
>西廻り一周線の川平15:10発で玉取崎(16:53着)に寄り、
が、川平15:50発のような気がします
2014年04月28日 03:38
ねこさんへ

情報提供ありがとうございました。
早速、ブログの修正をおこないました。
ミミ
2014年06月26日 20:20
凄いですねぇ~今回はレンタカーですが次回バスを使う時の参考にさせて頂きます。石垣の島の地図がわかり助かりました。ありがとうございます。
島民
2015年04月11日 07:58
バス時刻表すごく見やすくて助かります。ありがとうございました。
画像転載させていただいてもよろしいでしょうか?
島民
2015年04月11日 08:05
良ければブログも紹介させてください。
2015年04月11日 23:38
島民さんへ

コメントありがとうございます。
石垣島(沖縄)を訪れる人の参考になればと
書いているブログなので情報の転載、拡散
大歓迎です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
さちこ
2016年11月30日 19:38
詳細なお役立ち情報ありがとうございます!助かりました。
2016年12月05日 17:20
さちこさんへ
返事遅くなりましたが、
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てたとすればうれしいです。
ケロ子
2017年10月05日 13:41
車を運転しないため、とても役立ちます。ありがとうございます。
ぷりん
2017年12月04日 17:40
前回は定期観光バスに乗ったのですが、今回は路線バスで川平に行ってみたいと思ってます。
詳しく書いて頂いて、本当にありがとうございます。